問題 [ 設定等 ] 通常選択肢 ランダム選択肢 文字サイズ 小 文字サイズ 普通 文字サイズ 大 広汎性発達障害の特性として、正しいものを一つ選びなさい。 1 . 親の育て方による障害 2 . 本人の努力不足による障害 3 . その症状が通常成人期以降に発現する障害 4 . コミュニケーションの障害 5 . 廃用症候群による障害 ( 介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) 障害の理解 問95 ) 訂正依頼・報告はこちら 次の問題へ 解説へ
この過去問の解説 (3件) このページは設問の個別ページです。 学習履歴を保存するには こちら 70 正解は 4 です。 広汎性発達障害は、主に自閉症、アスペルガー症候群等の発達障害の総称です。 原因についてはいろいろと議論されていますが、一つ確実なのは、この障害は決して本人の努力不足や親の育て方の問題ではなく、生まれもった脳の障害であるという事です。 おおむね1~3歳ごろに「目が合いづらい」「指示が通らない」「発語がない」といったコミュニケーションの面から、親が気づいたり、定期健診などで疑われるケースがほとんどです。 ただし年齢の低いうちは個人差という事もある為、確定診断が出るまでには数年を要します。 ちなみに廃用症候群とは、寝たきりのような安静状態が長期間続く事によって、心身の機能が低下する事を指す為、広汎性発達障害とは全くの無関係です。 付箋メモを残すことが出来ます。 次の問題は下へ 38 広汎性発達障害は、生物学的要因、主として遺伝によるといわれています。特徴的な障害は次のとおりです。 ①対人的相互反応における質的障害 (相手の気持ちがつかめない、TPOがつかめない) ②コミュニケーションの障害 (会話がつなげない、言葉の使用に誤り) ③特定の興味・行動・活動に対してのみ反応を示す。特定のことのみを繰り返す。 ④何らかの感覚過敏 (ある音を異常に嫌がる、絵本の特定のページを見るのを嫌がるなどの行為) 10 正解は4です。 ①、②(×) 障害と関係ありません。 ③(×) 成人期以降にみられることもありますが、成人期前にみられることの方が多いです。 ⑤(×) 廃用症候群とは関係ありません。 訂正依頼・報告はこちら 問題に解答すると、解説が表示されます。解説が空白の場合は、広告ブロック機能を無効にしてください。