介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
こころとからだのしくみ 問104
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問題
介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) こころとからだのしくみ 問104 (訂正依頼・報告はこちら)
Jさん(80歳,女性)は腰椎圧迫骨折(lumbar compression fracture)のため2週間入院し、10日前に退院した。 症状は軽快し現在はコルセットを使用しており、腰痛もない。ほかに持病はなく日常生活は自立している。 近所に住む娘から「昼間の様子を見に行くと、いつも横になっている」と相談を受けた。
Jさんに対して、特に廃用症候群(disuse syndrome)の予防のために行う介護職のアドバイスとして、最も適切なものを一つ選びなさい。
Jさんに対して、特に廃用症候群(disuse syndrome)の予防のために行う介護職のアドバイスとして、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 日中の休養は座位でとるようにする
- 食事の量を制限して体重を減らす
- 鎮痛剤を多めに服用する
- 病院に再入院を依頼する
- ポータブルトイレを利用する
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この過去問の解説 (3件)
01
廃用症候群を予防するには身体の機能を使うようにし、なるべく日中も横になりすぎない事が大切です。必要な休憩も、座位で取るのが好ましいです。
2→設問には太りすぎて動くのが億劫になっている等の文章はありません。この判断は誤りですし、医療職を交えて考えるべき対応です。
3→腰痛の痛みがあるわけではないので、この対応も誤りです。また、医療職が決める判断です。
4→日常生活は自立しているので入院の必要はありません。また、医師が判断する事です。
5→もともと自立していたものをポータブルトイレにする事はありませんね。トイレに行ける行動をわざわざ変える必要はありません。
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02
選択肢2~4は、医師が判断すべきことであり、介護職が判断すべき内容ではありません。選択肢5は使える機能を使わせていないことになるので、ポイントから考えると不適切です。
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03
①が正解です。
②~⑤はJさんにとっても廃用症候群の予防とは関連のないものになります。
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