介護福祉士の過去問
第24回(平成23年度)
こころとからだのしくみ 問105
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問題
介護福祉士国家試験 第24回(平成23年度) こころとからだのしくみ 問105 (訂正依頼・報告はこちら)
摂食・嚥下に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 先行期は認知機能の影響を受ける
- 準備期では食塊を咽頭に送り込む
- 口腔期の食塊の移送は口唇で行う
- 咽頭期は鼻腔が開放して始まる
- 食道期は随意的な運動で行われる
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この過去問の解説 (3件)
01
摂食のメカニズムにおいて、
食物を口に入れる前にその量や形を認識するのが
先行期です。視覚・聴覚により情報を得て、食べ方を判断したり唾液を分泌させたりするのは認知機能の影響を受けます。
2→準備期は飲食物を噛み砕き(咀嚼)、飲み込みやすい形状にします。
3→口腔期の食塊の移送は口唇ではなく、舌の動きで行います。
4→咽頭期は鼻腔が開放して始まるのではなく、鼻腔と咽頭の間が閉鎖して行われます。
5→食道期は随意的な運動ではなく、不随意的(自分の意思とは関係なく働く)な運動で行われます。食べ物を食道から胃に運ぶのに、意識的にする事はないですよね。
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02
準備期は食物をかみ砕き、呑み込みやすい形状にします。口腔期は舌で食物を咽頭に運びます。咽頭期は、咽頭に運ばれた食物を食道に運びます。食道期は、食物を胃へと運ぶわけですが、ここで行われる運動は不随意運動です。
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03
食べ物を見てから嚥下するまでの動きを5つの時期に分けて見る事ができます。
先行期は食べ物の形や質などを認識するとされているので認知機能の影響を受けます。
2(×)準備期は食べ物を飲み込みやすい形状にする段階です。
3(×)口腔期の食塊の移送は舌の動きで行われます。
4(×)咽頭期は、咽頭口が閉鎖され食道の入り口が開放され始まります。
5(×)食道期は不随意的な運動で行われます。
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