介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
社会福祉概論 問6

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 社会福祉概論 問6 (訂正依頼・報告はこちら)

社会福祉における利用者負担の考え方に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
  • 利用者負担の導入の理由の一つに漏給の防止がある。
  • 利用者負担の導入の意義として、限られた資源の効率的な配分や社会的な公正の確保がある。
  • 応能負担とは、利用したサービスに応じて負担額を決定するものである。
  • 応益負担とは、利用者の負担能力に応じて負担額を決定するものである。
  • 児童福祉法の措置制度では応益負担の原則がとられている。

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この過去問の解説 (3件)

01

選択肢1の「漏給」とは、本当に必要な人に給付がいきわたらないという意味です。また、導入の理由の一つには公平な負担や社会資源の有効活用があります。

選択肢3が応益負担、選択肢4が応能負担の説明文です。

選択肢5についてですが、児童福祉法の措置制度でとられているのは応能負担です。

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02

正解は2です。

1→「漏給」という単語から、制度から漏れるというイメージがわくかと思います。
制度を必要としているのに給付が漏れるケースを言います。利用者負担の導入により漏給の防止になる事にはなりません。誤りです。

3・4→単語から応能の能は能力、応益の益は益を受けた分という意味を示すと覚えましょう。3と4はそれぞれ反対となっています。

5→児童福祉法の措置制度では応能負担です。

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03

正解は2です。
サービス利用者が増えている中で、今後さらにサービス量を拡大していくための費用を皆で支えあうという考えかたで導入されました。

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