介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
老人福祉論 問10
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問題
介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 老人福祉論 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の家族介護者に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 「高齢者の虐待に関する調査結果」によると、家族等による高齢者虐待は、「身体的虐待」が最も多い。
- 「高齢者の虐待に関する調査結果」によると、家族等による高齢者虐待で、被虐待者から見た続柄では、「夫」、「息子」、「娘」の順に多い。
- 地域包括支援センターは家族介護者への支援事業を実施しなければならない。
- 居宅介護支援における継続的モリタリングは、家族介護者が行う。
- 「国民生活基礎調査」(厚生労働者)によると、同居している主な介護者のうち男性介護者の割合は、平成16年に対して平成19年は減少した。
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この過去問の解説 (3件)
01
選択肢3の家族介護支援事業は任意事業のため、地域包括支援センターに実施義務はありません。
選択肢4のモニタリングは介護支援専門員の仕事です。
選択肢5の男性介護者の割合は増加が正しいです。
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02
平成25年度の調査結果でも、最も多いのは「身体的虐待」、次いで「精神的虐待」となっています。
2→家族等による高齢者虐待で、被虐待者から見た続柄では「息子」「夫」「娘」の順に多いです。
3→家族介護支援事業は任意事業であり、
地域包括支援センターには実施の義務はありません。
4→居宅介護支援における継続的モニタリングは介護支援専門員の仕事です。
5→減少ではなく増加です。同居している主な介護者のうち男性介護者の割合を、平成22年度と平成25年を比べても、27,2%から28,5%と微弱ながら増えています。
こういった統計の問題は、過去問から最近の数値の変化を調べておくと難易度の高い問題にも対応しやすいと思います。厚生労働省のHPから確認できますので、時間のあるときにチェックしてみましょう。
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03
文章の通り、家族等による高齢者虐待は「身体的虐待」が最も多いという結果が出ています。
身体的虐待は、殴る、蹴る、縛るなどの行為や、無理に食事を食べさせる行為などが当てはまります。
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