介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
老人福祉論 問13

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 老人福祉論 問13 (訂正依頼・報告はこちら)

介護保険制度における地域密着型サービスに関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
  • 利用できるのは、事業所を指定した市町村の被保険者である。
  • 日常生活圏域で展開される居宅サービスのことである。
  • 夜間対応型訪問介護は、24時間訪問介護を提供するサービスである。
  • 通所介護事業所のうち、一定規模以下のものが地域密着型通所介護として、指定される。
  • 認知症対応型共同生活介護は、地域密着型サービスに含まれない。

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この過去問の解説 (3件)

01

地域密着型サービスには、居宅サービスも施設サービスもあります。そのため、選択肢2は誤りです。
夜間対応型訪問介護は24時間という意味ではなく、夜間において、定期的な巡回訪問だったり、通報を受けて行ったりする訪問介護のサービスです。

選択肢3の地域密着型通所介護というサービスは規定されていません。

選択肢4の認知症対応型共同生活介護は地域密着型介護サービスの一つです。

ちなみに地域密着型サービスの種類ですが、
・小規模多機能型居宅介護
・認知症対応型共同生活介護
・認知症対応型通所介護
・夜間対応型訪問介護
・地域密着型特定施設入居者生活介護
・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護
・介護予防認知症対応型通所介護
・介護予防小規模多機能型居宅介護
・介護予防認知症対応型共同生活介護
となっています。

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02

正解は1です。
地域密着型サービスは、もともと高齢者が住み慣れた街で暮らし続けられるように支援する為のサービスなので、利用者は事業所を指定した市町村に住む被保険者となります。

2→居宅サービスのみではなく施設サービスもあります。

3→夜間対応型訪問介護は、必要な高齢者に夜間定期的に訪問したり、コールを受けて尋ねるサービスとなります。

4→地域密着型通所介護というサービスはありません。

5→認知症対応型共同生活介護はグループホームとして知られているものです。地域密着型サービスの一つです。

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03

正解は1です。

地域密着型サービスは2005年から始まった、市町村指定事業者が地域住民に提供するサービスです。
それぞれの地域の実情に合わせた基準や、介護報酬設定が可能になり、地域住民がニーズに合わせたバランス良いサービスを受けられるようになっています。

対象者は、地域密着型サービスを提供している施設や事業所がある市区町村に住む被保険者です。

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