介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
老人福祉論 問17
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問題
介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 老人福祉論 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の生活に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 「高齢社会白書(平成21年版)」(内閣府)によれば、高齢者のグループ活動への参加状況は低下しつつある。
- 「平成21年中における自殺概要資料」(警察庁)によれば、60歳代の自殺の男女比では女性が多い。
- 「平成17年度国勢調査」(総務省)によれば、高齢親族のいる一般世帯の割合は、首都圏や近畿圏で高くなっている。
- 「平成17年度国勢調査」(総務省)によれば、一人暮らし高齢者の男女比では、男性の比率が高い。
- 「福祉行政報告例」によれば、世帯類型別の被保護世帯数は、高齢者世帯が最も多い。
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この過去問の解説 (3件)
01
被保護世帯とは、生活保護を受けている世帯の事をいいます。
こういう問題は統計値を覚えるのもいいですが、社会状況のイメージを浮かべると想像しやすいと思います。
1→運動のジムや趣味のサークルなど、昔より高齢者向けのサークルの増加・QOLの向上の推奨など昔より高齢者がサークル活動などに参加する環境は整えられています。
2→60歳代の自殺の男女比では男性が多いです。理由は明確ではありませんが、男性は不況のあおりで仕事を失ったり退職したりと人生の変化の時期なのも関係するかもしれません。
3→高齢親族のいる一般世帯の割合は首都圏よりも地方山間部などで多いです。若い人は都会にでてきて、高齢者は地方に残っている事をイメージするとわかりやすいと思います。
4→一人暮らし高齢者では、女性の比率の方が高いです。これは女性の方が平均寿命が長い事からもイメージしやすいと思います。
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02
被保護世帯とは、生活保護を受けた世帯をいいます。世帯の中でも高齢者世帯が最も多い割合を占めています。
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03
1.低下しつつある→増加している
2.女性が多い→男性が多い
3.高くなっている→低くなっている
4.男性の方が多い→女性の方が多い
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