介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
障害者福祉論 問20
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問題
介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 障害者福祉論 問20 (訂正依頼・報告はこちら)
障害者の権利保障の歴史に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 「障害者権利宣言」は1960年の国連総会において採択された。
- アジア太平洋地域では、「国連・障害者の十年」と平行して、「アジア太平洋障害者の十年」を推進した。
- 「国連・障害者の十年」終了後、国連総会において「障害者の機会均等化に関する標準規則」が採択された。
- 「国連障害者年」を契機に、日本では「パラリンピック」(国際身体障害者スポーツ大会)を開催した。
- 「障害者の権利に関する条約」に、日本は署名をしていない。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.1960年→1975年
2.~と平行して→~に引き続いて
「国連・障害者の十年」1983~1992年
「アジア太平洋の障害者の十年」1993~2002年
4.~を契機に→~以前から
日本では、都道府県による障害者スポーツ大会は昭和26年からすでに行われており、1962年には国際競技として東京パラリンピックを開催しました。
5.署名をしていない→署名をしている
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02
「国連障害者の十年(1983~92年)」終了後、そこで得られた経験に基づいて策定されたのが「障害者の機会均等化に関する標準規則」です。
障害を持つ人が、社会の市民としての権利と義務を果たすよう保障することを目的として、1993年の第48回国連総会で採択されました。
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03
1→1960年ではなく、1975年です。
2→「国連・障害者の十年」に続いて、アジア太平洋地域における障害者への認識を高め、障害者施策の質の向上を目指すために、「アジア太平洋障害者の十年」を推進しました。
4→「国連障害者年」は1981年の事を指します。
すでにその前の1964年、日本での東京パラリンピックが開催されています。
5→日本は署名しています。
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