介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
社会福祉援助技術 問28

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

選択肢2のソーシャルアクションは、専門家がいなくても当事者によってできることもあるため、禁止されていません。ここでいう当事者は、援助者のこともあれば、利用者の場合もあり、その両方でもあります。

選択肢3の自己覚知とは、援助者が自分自身を客観的に見て自覚することです。援助者が利用者に偏見を持って接しないために大切なことです。

選択肢4の逆転移は信頼を損なう可能性が高いため、行うべきではありません。

選択肢5では、援助者はあくまで支える人であって、解決する人ではありません。

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02

正解は1です。

2→援助者のソーシャルアクションは禁止されていません。ソーシャルアクションとは、社会福祉制度やサービスの新設・改善を目指して、議会や行政機関に対応を求める組織的な行動およびその方法であり、援助者のみやソーシャルワーカー、当事者が起こす事ができます。

3→自己覚知とは、利用者ではなく援助者が自分自身を客観的に認識することです。

4→逆転移とは、援助者が利用者に対し、個人的・特別感情を持つことです。特定の利用者に対して逆転移を持つ事は、正しい援助ができなくなる可能性がある・または不平等性が出てくるため、行うべきではありません。

5→これは近年介護保険でも障害者支援でも叫ばれている、自立支援の理念をイメージできれば間違いだとわかると思います。
援助者は利用者が生活問題を解決できるようにサポートすべきで、解決してしまう事が正解ではありません。

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03

正解は1です。

社会資源とは、利用者のニーズを充足させるために動員される物的・人的資源を言います。
社会福祉を支える人、物、資金、情報、法制度、諸サービス等がこれに当てはまります。

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