介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
社会福祉援助技術 問31
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問題
介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 社会福祉援助技術 問31 (訂正依頼・報告はこちら)
社会福祉の実践におけるスーパービジョンに関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- スーパーバイザー同士が責任をもって相互に援助者としての訓練を行うことである。
- スーパービジョンは事例研究のために開発された方法である。
- スーパービジョンはスーパーバイザーの経験を伝えることで成立する。
- スーパービジョンには教育的機能、管理的機能、援助的(支持的)機能がある。
- 個人へのスーパービジョンはカウンセリングと呼ばれている。
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この過去問の解説 (3件)
01
スーパービジョンについては比較的頻出問題であり、用語や内容が少々難しい部分もありますので、整理して覚えておきましょう。
【要約】
スーパーバイジーが、常に専門家として向上していけるよう、スーパーバイザーが指導を行う教育方法。
教育的・管理的・援助的(支持的)の3つの機能を生かす事で、より効果的な教育を行う。
※以下、用語解説※
【スーパーバイジー】
指導を受ける人
【スーパーバイザー】
指導をする人
【教育的機能】
知識を実践に生かせるような助言をしたり、よりよい援助へのヒントを提示したりする。
【管理的機能】
スーパーバイジーが能力を発揮出来る職務に就けるよう調整したり、逆に苦手とする分野にも少しずつ対応出来るよう、成長していける現場に就かせたりする。
【援助的(支持的)機能】
スーパーバイジーの努力している部分や出来ている部分を積極的に褒めたり、辛いと感じている事への共感を示す事で、出来ない部分を自身で自覚し、より向上しようとする意欲を引き出す。
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02
社会福祉におけるスーパービジョンとは、スーパーバイザーが実施する対人援助専門職を養成する過程であり、新人や中堅専門職の様々な機能向上を目指して行われます。
また、スーパービジョンには、教育・管理・援助(支持)といった機能があります。
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03
2.× 事例研究ではなく、スーパーバイジーの専門的な熟成を図るものであり、スーパーバイジーが一人前として成長し、サービスの向上に繋げるために行われるものなので不正解。
3.× 事例を受け取りそこから指導等を行います。その際に技術的な経験を伝えるだけではなく、精神的な支援も必要とされています。
4.○
5.×
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