介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
レクリエーション活動援助法 問40
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問題
介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) レクリエーション活動援助法 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
介護老人福祉施設で暮らすFさん(88歳、男性)は、1年前に脳梗塞を患い、軽度の右片麻痺があるが週に1回書道を 楽しんでいる。
この書道サークルは、地域ボランティアの手伝いによって運営されており、Fさんとボランティアとの関係も良好である。 Fさんは暇をみつけては同室のGさんに書道を勧めていたが、Gさんは乗り気ではない。Fさんの性格は職人気質であり、 書道に関しては自分流のやり方にこだわりがある。過去には書道教室の先生をしており、また個展を開いた経験もある。 最近、認知症の症状が現れ、部屋に閉じこもるようになり、活動に参加しても時折、半紙の前で動きが止まり、いらいら するようになった。
【問題】
書道サークルの運営に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
【事例】
介護老人福祉施設で暮らすFさん(88歳、男性)は、1年前に脳梗塞を患い、軽度の右片麻痺があるが週に1回書道を 楽しんでいる。
この書道サークルは、地域ボランティアの手伝いによって運営されており、Fさんとボランティアとの関係も良好である。 Fさんは暇をみつけては同室のGさんに書道を勧めていたが、Gさんは乗り気ではない。Fさんの性格は職人気質であり、 書道に関しては自分流のやり方にこだわりがある。過去には書道教室の先生をしており、また個展を開いた経験もある。 最近、認知症の症状が現れ、部屋に閉じこもるようになり、活動に参加しても時折、半紙の前で動きが止まり、いらいら するようになった。
【問題】
書道サークルの運営に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
- ボランティアが書道サークルの運営を主導する。
- ボランティアが急に休んだ場合、その週の活動を中止する。
- ボランティアの協力を得て、地域の書道展に出展する。
- ボランティアが地域の書道教室への参加を決める。
- ボランティアの人数が減ったので、別に活動に変える。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.× 楽しみが無くなってしまうので、ボランティアだけではなく施設職員等でも運営出来る環境を作るべきである。
3.○ 地域への参加により参加者の自信や楽しみが増えることになる。
4.× あくまでもレクリエーションの主体は参加である必要があるため不正解。また、施設としてサークル活動とボランティアを管理しなければレクリエーションとしての専門的な知識が抜けてしまいます。
5.× 人数が減ったのであれば募集をする必要があり、書道が楽しみで来ている方もいるのでなるべくであれば継続の方法を見つけていく必要がある。
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02
書道展のように多くの人の目に触れる場への出展は、書道が好きな人が集まっている書道サークルのメンバーにとって、やりがいのある大きな目標となり、活動参加への意欲向上にも繋がります。
また住んでいる地域への社会参加をする事で、自分もこの地域の一員なんだという存在意義を見出す事が出来、QOLの向上にも役立ちます。
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03
手伝ってくれている地域ボランティアが運営しているわけではないため、主導権もありません。しかし、ボランティアの協力を得てから新たな活動を行うことは可能であり、今回のような現在行われている教室での催し参加は、利用者だけでなくスタッフの意欲向上にも繋がると考えられ効果的です。
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