介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
家政学概論 問56

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 家政学概論 問56 (訂正依頼・報告はこちら)

住居の安全性に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
  • 家庭における不慮の事故で亡くなられる高齢者数は、交通事故で亡くなる高齢者より少ない。
  • 高齢者の家庭における不慮の事故死因で一番多いものは、「転倒・転落」である。
  • 入浴中の事故死は、冬季よりも夏季に多い。
  • 住宅では既存、新築とも住宅用火災警報器の設置が義務づけられていない。
  • 在宅酸素療法の機器は、火気との距離を2~3m以上離して使用する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.× 不慮の事故で亡くなる方の方が多い。
2.× 最も多いのは「不慮の溺死および溺水」である。
3.× 浴室との温度差等があるため冬季のほうが多い。
4.× 義務付けられている。
5.○

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02

正解は 5 です。

在宅酸素療法中の方がいる家庭での火事は毎年複数件起こっています。
酸素吸入中の喫煙はもちろん、火を使う調理、ストーブ、仏壇のろうそくや線香にも注意しなければなりません。

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03

1:誤り。家庭内における不慮の事故(転倒・転落、溺死、窒息死等)は交通事故で亡くなる高齢者よりも多いです。
2:誤り。最も多いのは「溺死」です。
3:誤り。入浴中の事故死は、夏季よりも冬季に多く見られます。脱衣所と浴室の温度差があったり、入浴による血圧の変動が脳出血や心筋梗塞の引き金になると考えられています。
4:誤り。既存・新築ともに住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
5:正しい。適切な距離を取って使用しないと、引火し、燃え広がる恐れがあります。

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