介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
医学一般 問64

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 医学一般 問64 (訂正依頼・報告はこちら)

約1か月間の血糖のコントロール状態を示す指標として、正しいものを一つ選びなさい。
  • 空腹時血糖値
  • 血中インスリン値
  • 血中コレステロール値
  • 血中ヘモグロビンA1c値
  • 食後2時間血糖値

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 4 です。

血中ヘモグロビンA1c値とは、血液検査の結果では「HbA1c」と表記されることもあります。

これは血液中の赤血球に含まれるたんぱく質の一種で、ヘモグロビンにブドウ糖が結合したものです。
このHbA1cは一度結合すると120日間は結合したままであるため、過去1~2ヶ月間の血糖値の平均を知ることが出来ます。

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02

1.× 糖尿病などの診断指標の一つとして使用される。
2.× どのタイプの糖尿病なのかを判断するための参考として使われることがあります。
3.× 高脂血症などに用いられます。
4.○ 過去の1~2ヶ月の血糖状態を示すものであり、一時的ではなく長期的な血糖状態を知ることが出来ます。
5.× 糖尿病の治療として重要視される部分であり、この2時間の血糖値を上げないことが重要とされています。

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03

1:誤り。空腹時血糖値は、食事の内容で数値が変動するため、一ヶ月間の血糖コントロールの状態を示す指標として適切ではないです。
2:誤り。一ヶ月間の血糖コントロールの状態を示す指標として適切ではないです。
3:誤り。血中コレステロール値は、血液中に含まれるコレステロールのことです。一ヶ月間の血糖コントロールの状態を示す指標として適切ではありません。
4:正しい。血液中のヘモグロビンa1cを調べると、過去1~2ヶ月間の血糖値の平均値を知ることが可能です。
5:誤り。食後2時間の血糖値は、食べた食事内容で数値が変動するため、一ヶ月間の血糖コントロールの状態を示す指標として適切ではないです。

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