介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
医学一般 問66
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問題
介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 医学一般 問66 (訂正依頼・報告はこちら)
高齢者の感覚器障害に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 白内障では、眼圧が上昇する。
- 加齢黄斑変性症は、手術で治癒する。
- 網膜中心動脈閉塞症では、突発的に視力が低下する。
- 老人性難聴では、特に低音域の聴力が低下する。
- 味覚障害により、苦味を強く感じる。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.× 対症療法的な薬物又はサプリメントの投与が実施されることが多く、有効な治療法はできていない。
3.○
4.× 高音域の聴力が低下する。
5.× 味を感じるのが鈍くなったり、味がしなくなることがある。苦いと口の中が感じることはあるが、苦いと強く感じるわけではない。
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02
網膜中心動脈閉塞症は、脳梗塞や心筋梗塞のように血管が詰まって血流が途絶える症状が眼球に発生する病気のことです。
網膜動脈閉塞症の場合には、突発的に視力が低下したり、視野が欠けたりしますが、網膜静脈閉塞症の場合には、ゆっくりと視力が低下していくことが多いので、動脈と静脈の症状の違いを押さえておく必要があります。
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03
2:誤り。加齢に伴い、網膜の中心部である黄斑に障害が生じ、見えにくくなる病気です。現在の医療では進行を遅らせることが目標とされ、完治が難しいとされています。
3:正しい。網膜動脈が詰まり、血液が網膜に流れなくなる病気です。突発的に視力が低下します。
4:誤り。老人性難聴は、特に高音域の聴力が低下します。
5:誤り。加齢に伴う味覚障害により、味を感じにくくなります。
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