介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
精神保健 問69
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問題
介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 精神保健 問69 (訂正依頼・報告はこちら)
日本の自殺に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 電話相談サービスは存在しない。
- 年間自殺者は1998年から1万人程度で推移している。
- ここ数年は、中年女性の自殺者数の増加が著しい。
- 自殺者の90%はうつ病に罹患している。
- 男性では20歳代より50歳代の自殺率が高い。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.× 平成9年から10年に急増し、現在3万人を超えている。
3.× ここ数年は、女性ではなく中年男性の自殺者数が増加している。
4.× 9割が精神疾患を有していたと示唆されているが、そのうちの30%程度が鬱と言われています。
5.○
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02
50歳代の自殺率は20歳代のおよそ倍です。
その原因は、主に不況の影響による倒産・事業不振・失業などではないかと推測されています。
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03
2:誤り。年間自殺者は1998年から約3万人で推移していますが、H27年の警察庁「自殺統計」における自殺者数は2.4万人でした。
3:誤り。ここ数年は中年男性の自殺者数の増加が著しいです。
4:誤り。うつ病=自殺とは限りません。自殺者のうち、うつ病罹患者の割合を表したデータは無いものと思われます。
5:正しい。50代の方が自殺率が高いです。
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