介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
介護概論 問75

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 介護概論 問75 (訂正依頼・報告はこちら)

介護過程に関する記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
  • 情報は、多角的な視点で収集する。
  • アセスメントでは、利用者の生活上の課題を明らかにする。
  • 目標の設定に当たっては、一人一人の生活習慣や価値観を尊重する。
  • 実行可能な介護計画を立案する。
  • 利用者の状況が変わっても、当初の目標を達成するまで計画を継続する。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.× 様々な視点から見ることでその人をより深く理解することが出来る。
2.× 現在の状況をはっきりと示すことで全体からの問題点が浮き彫りになる。
3.× 利用者主体に立ち個別援助が重要となる。
4.× 無理な計画ではなく達成可能な介護計画でなくてはならない。
5.○ 状況が変わった場合には再アセスメントを実施し、新たな目標を設定する必要がある。

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02

1:正しい。介護過程において利用者の情報を収集する際には、多角的な視点から収集することが望ましいです。

2:正しい。アセスメントでは、収集した情報を元に、利用者の生活上の課題は何なのかを導き出します。

3:正しい。目標設定は利用者一人ひとりの生活習慣や価値観等を踏まえたうえで立案することが大切です。決して、介護者本位になってはいけません。

4:正しい。立案した計画が実行可能性の低いものだと意味がありません。利用者の心身状況を充分に把握したうえで、実行可能な計画にするのが重要です。

5:誤り。疾病や障害によって利用者の心身状況が著しく変わった場合等は、目標や計画の修正を検討する必要があります。

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03

正解は 5 です。

高齢者や障害者の状況は、一か所骨折をするだけでも大きく変化します。
目標や計画とは、あくまで利用者の現在の状況を改善するために設けられるものなので、状況が変われば目標や計画、援助内容も見直すべきです。

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