介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
介護概論 問78

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 介護概論 問78 (訂正依頼・報告はこちら)

「介護老人保健施設の運営基準」に示されているものとして、正しいものを一つ選びなさい。
  • 要支援の人に対する介護予防を目指す。
  • 居宅生活への復帰を目指す。
  • 短期入所生活介護を行う。
  • 急性期リハビリテーションを行う。
  • 長期の療養を必要とする人に日常生活の介護を行う。

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この過去問の解説 (3件)

01

1.× 要支援者にたいする介護予防は示されていない。デイサービスなどに求められている部分である。
2.○ 在宅復帰を目指す施設として運営されている。
3.× 「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」に示されている。
4.× 急性期リハビリテーションは示されていない。 
5.× 「指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準」に示されており、介護療養型医療施設が行うものである。

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02

正解は 2 です。

介護老人保健施設は、病院と在宅の中間に位置付けられている施設です。
入院し、治療・リハビリを受けたものの、在宅生活を送れるほど機能が回復しなかった場合に、施設で生活に関する援助を受けながら在宅復帰へ向けてリハビリをすることをに目的としています。

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03

1:誤り。介護老人保健施設の運営基準には、要支援者に対する介護予防については示されていません。

2:正しい。介護老人保健施設は病院と自宅の中間型施設として位置づけられており、居宅への復帰を目指す施設です。

3:誤り。介護老人保健施設では「短期入所療養介護」が提供されており、「短期入所生活介護」を行うのは介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)が提供するサービスです。

4:誤り。急性期リハビリテーションは病院等で行われるリハビリであり、介護老人保健施設ではありません。

5:誤り。長期の療養を必要とする者の日常生活介護は、介護療養型医療施設で提供されるサービスです。

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