介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
介護技術 問82

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問題

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この過去問の解説 (3件)

01

上記1~5のうち、5だけが痛みの訴えと疑うべき疾患が一致しません。
1.嘔吐と一緒に激しい頭痛を訴えた場合は、脳出血を疑います。
2.口腔内の乾燥がある場合には、脱水を疑います。一般的に高齢者は口渇などを感じにくいため、気が付かないうちに脱水が進行していることがよくあります。口腔内の乾燥のほか、皮膚の状況を見ることでも脱水の兆候を知ることができます。
3.皮下出血がある場合には、特に持病や内服薬がなければ打撲を疑います。
4.日中にうとうとしている場合、意識レベル低下を疑います。脳梗塞・脳出血などの際に認められる所見です。
5.排尿時の痛みがあれば、膀胱炎をまず第一に疑います。尿量や回数、尿の混濁の有無などを確認すると良いでしょう。

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02

1:○ 嘔吐した時には、腹痛がないか聞く
2:○ 1日の水分の摂取量を聞き不足していないか確認する。
3:○ 皮下出血がある場合には、打撲の有無を確認する。
4:○ 呼びかけによる反応を見ることにより意識状態の確認を行う。
5:× 排尿時の痛みと食欲の有無には関連はない。排尿時の痛みの程度やいつから続いているのかを聞くことが大切である。

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03

1:正しい。嘔吐の原因が脳機能等の異常でないかどうかを考え、頭痛の有無を聞くのは適切です。
2:正しい。口腔内の乾燥が見られ、利用者に水分摂取量を聞くのは健康状態の確認として適切です。
3:正しい。下肢に皮下出血があれば打撲の有無を確認することは、健康状態の確認として適切です。
4:正しい。こちらの呼びかけに対する反応を見ることは、健康状態の確認として適切です。
5:誤り。排尿時の痛みと食欲の有無は直接的に関連があるとは考えられません。よって、不適切です。

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