介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
介護技術 問89

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 介護技術 問89 (訂正依頼・報告はこちら)

温罨法の作用として、正しいものを一つ選びなさい。
  • 新陳代謝を抑制する
  • 局所の血管が収縮する
  • 交感神経を刺激する
  • 平滑筋が緊張する
  • 知覚神経の興奮を抑える

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この過去問の解説 (3件)

01

温罨法は、身体の一部を温めることによってその部分の血管を拡張し、血流を良くします。それにより、新陳代謝を促進したり、筋肉の緊張を和らげます。また、知覚神経に作用し痛みを緩和する効果もあります。
お腹への温罨法は腸管蠕動を促進し、排便を促す作用があります。

以上より、回答は5となります。

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02

1:× 新陳代謝を亢進する。
2:× 血管が拡張(弛緩)する。
3:× 副交感神経を刺激する。
4:× 平滑筋が弛緩する。
5:○ 知覚神経の興奮を抑える。

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03

罨法とは、患部の症状を和らげるために、温熱や寒冷刺激を与える技術のことです。蒸しタオルや、温湿布等で温める罨法を、温罨法といいます。体温低下や便秘等がみられる患者に対して行います。

1:誤り。熱によって新陳代謝を促進します。
2:誤り。局所の血管が熱によって拡張します。
3:誤り。お風呂に入ればリラックスするのと同じように、熱によって副交感神経が刺激されます。
4:誤り。平滑筋が弛緩します。
5:正しい。知覚神経の興奮を抑える効果があります。

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