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介護福祉士の過去問 第23回(平成22年度) 介護技術 問95

問題

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次の事例を読んで、問題について答えなさい。
【事例】
Gさん(95歳、要介護5)は妻(88歳)と二人暮らしで、5年前より寝たきりである。 ベッドとエアマットの貸与を受け、日常生活は全介助である。Gさんは意思表示はでき、Gさ んと妻の希望で自宅で終末期を過ごし、延命処置はしないという方針である。1週間ほど前から徐々に意識レベルが低下し、主治医からは「いつ亡くなってもおかしくない状況です」と言われ、訪問介護と訪問看護を毎日受けることになった。

【問題】
妻は時々、「夫に対して、今の生活で十分なことができているのかしら…」と言うことが ある。妻に対する訪問介護員のかかわり方として、適切でないものを一つ選びなさい。
   1 .
Gさんの清拭は妻と一緒に行う。
   2 .
妻からGさんとの今までの生活について傾聴する。
   3 .
妻の悲嘆へのケアはGさんの死後から行う。
   4 .
妻の体調不良がないか観察する。
   5 .
妻が何でも相談できるような関係を構築する。
( 介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 介護技術 問95 )
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この過去問の解説 (4件)

21
1:○ 清拭は妻と一緒に行うことは適切。
2:○ 今までの生活について傾聴することは適切。
3:× 不安を傾聴し、前向きに介護を行うことができるように整えてく。
4:○ 妻の体調不良がないか観察することは適切
5:○。妻が相談できるような関係を構築していくことが大切

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15
Gさんは素人である妻が見ても明らかに容態が悪く、主治医からも具体的な余命宣告がされている状況です。
つまり、近日中のGさんの死は避けることができない事象と考えられます。
妻がGさんの死をきちんと受け止めて前進できるよう、今から悲嘆ケアを開始する必要があります。
残りの選択肢は全て適切な対応です。

8
正解…「3」
終末期を一緒に過ごすことが二人の希望。互いの不安を少しでも取り除くことが第一であるので、信頼関係を築き、常に傾聴の姿勢で早くからケアする。

6
1:正しい。終末期における介護として、妻の気持ちに寄り添い、妻と一緒に清拭を行うことは適切であるといえます。

2:正しい。終末期における関わりとして、これまでのGさんとの生活に耳を傾けることは適切であるといえます。

3:誤り。悲嘆へのケアは、Gさんの死後ではなく、現段階から行うのが適切であるといえます。死の受容というデリケートなものとなるため、関わり方には充分慎重であるべきです。

4:正しい。不安を抱える妻の体調を観察することは、介護者に求められる役割です。

5:正しい。不安を抱える妻が相談できるような関係を構築することは、適切であるといえます。

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