介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
形態別介護技術 問101

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問題

介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 形態別介護技術 問101 (訂正依頼・報告はこちら)

一日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要するが、自力で寝返りを うつことができる状態が該当する障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)として、正 しいものを一つ選びなさい。
  • ランクJ-2
  • ランクA-1
  • ランクB-2
  • ランクC-1
  • ランクC-2

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この過去問の解説 (3件)

01

1:× ランクJ-2は、何らかの障害を有するが、日常生活はほぼ自立しており、隣近所へなら独力で外出できる状態。
2:× ランクA-1は、屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出せず、日中はほとんどベッドから離れて生活する状態。
3:× ランクB-2は、屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保ち、介助により車椅子に移乗する状態。
4:○ ランクC-1は、一日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要するが、自力で寝返りをうつことができる状態。
5:× ランクC-2は、一日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要し、自力では寝返りもうたない状態。

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02

正解は4です。
障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)は大きくランクJ、A、B、Cに分けられます。
1日中寝たきりなのは、一番寝たきり度が高いCに分類されます。その中でも自分で寝返りが打てるかどうかで、C-1とC-2に分類します。
以上より、今回のケースはC-1に分類されます。

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03

選択肢4が正しいです。

ランクJは、「何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する」ことができる状態を指します。
ランクAは、「屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない」状態です。
ランクBは、「屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが、座位を保つ」状態です。
ランクCは、「一日中ベッド上で過ごし、排泄・食事・着替において介助を要する」状態です。そのうえでC2は、「自力では寝返りもうたない」状態です。

※「障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」参照。

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