介護福祉士の過去問
第23回(平成22年度)
形態別介護技術 問102
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問題
介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 形態別介護技術 問102 (訂正依頼・報告はこちら)
寝たきり高齢者褥瘡予防の体位に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 大転子部への体圧を軽減するために側臥位とした。
- 仙骨部への体圧を軽減するために仰臥位とした。
- 側臥位では、両膝(ひざ)が接触しないようにした。
- 踵部への圧力を軽減するために、仰臥位で足関節を直角に保った。
- 車いすに座るときは、股関節の角度を45度になるようにした。
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この過去問の解説 (3件)
01
2:× 仰臥位では、仙骨部へ体圧が加わり褥瘡が発生しやすい。
3:○ 側臥位では、両膝が接触しないようにする。長時間接触することで褥瘡発生する可能性がある
4:× 仰臥位で足関節を直角に保っても、踵部の褥瘡防止とはならない。踵のやや上にクッションをいれるなどの工夫が必要
5:× 股関節の角度を45度にしても、褥瘡防止にはならない。
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02
褥瘡は姿勢や体位により、好発部位が異なります。
<後発部位>
仰臥位:後頭部、肩甲部、仙骨部、踵
側臥位:耳、肩、肘、腸骨、膝、くるぶし
座位:背部、尾骨、坐骨
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03
側臥位ではどうしても膝同士がぶつかり、褥瘡をつくりやすくなります。
1,2はそれぞれの部位に負荷がかかる体位です。
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