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介護福祉士の過去問 第23回(平成22年度) 形態別介護技術 問107

問題

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高次脳機能障害の症状として、正しいものを一つ選びなさい。
   1 .
注意障害
   2 .
視覚障害
   3 .
構音障害
   4 .
聴覚障害
   5 .
運動障害
( 介護福祉士国家試験 第23回(平成22年度) 形態別介護技術 問107 )
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この過去問の解説 (3件)

40
正解は1です。
高次脳機能障害にはいろいろな症状が含まれますが、基本的には認知機能の障害と考えて良いでしょう。
よくみられる症状は記憶障害、注意障害、見当識障害、遂行機能障害などです。

付箋メモを残すことが出来ます。
25
1:○ 注意障害は、高次脳機能障害の症状。
2:× 高次脳機能障害の症状に含まれない。
3:× 高次脳機能障害の症状に含まれない。
4:× 高次脳機能障害の症状の症状に含まない。
5:× 高次脳機能障害の症状に含まれない。

高次脳機能障害とは?
記憶障害
側頭葉内側の障害により引き起こされる症状である。記憶障害には大きく分けて、新しいことを覚えられなくなる「前向性健忘」と、昔のことを思い出せなくなる「逆向性健忘」の2つがある。
日常生活の中でも約束を守れなくなったり、大切な物をしまった場所を忘れてしまったり、何度も同じことを聞いてしまったりと、日常生活や仕事をする上で深刻な問題を抱えてしまう。

注意障害
前頭葉や頭頂葉の障害で引き起こされる注意障害。物事に集中して取り組むことができず、ちょっとしたことで気が散ってしまうため、本人が集中できる時間に合わせて、適度な休憩を促すことが必要。具体的には、会話や思考がとぎれとぎれになり、まとまりのない会話になったり、行動の内容に一貫性がなくなったりする。
与えられた仕事をすぐに放り投げてしまったり、人の話を聞きながらメモを取れなくなったり、ぼーっとしている時間が長くなり、呼びかけてもすぐに反応ができなくなったり、といった症状が見られる。

遂行機能障害
前頭葉の障害により引き起こされることが多い遂行障害。計画性をもって行動したり、周囲の変化する状況に対応できなくなる。話したり、書いたり、聞いたり、計算したりするなど、一つ一つバラバラな作業をさせても問題がないことが多い。組み合わせてやらせると要領よくできず、作業に支障が出る。
思いつきだけで行動してしまい失敗したり、約束の時間を守ることができなくなったり、いつまでも決断できず段取りが悪くなったりといった症状が見られる。

社会的行動障害
前頭葉と側頭葉の障害によって引き起こされることが多い社会的行動障害。頻繁に怒鳴り散らすなど、暴力的で子どもじみた行動を起こすことが多いですが、逆に感情を失って無関心になるケースもある。急に泣き出したと思ったら、急に怒り出したりして、周りを困惑させてしまう。
また、欲しいと思ったものを我慢できなくなることもあり、お菓子を食べ続けたり、タバコを繰り返し吸い続けたり、手元のお金がなくなるまで散在してしまったり、といった症状が見られることもある。

19
解答 1

<高次機能障害>
加齢や病気・外傷によって脳が損傷を受け、言語・記憶・認知・判断力・情緒などが侵される病態です。
症状:失語、失行・失認、見当識障害、半側空間無視、地誌的障害、注意障害などです。           

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