介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
リハビリテーション論 問24
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問題
介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) リハビリテーション論 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
パーキンソン病の症状に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 主症状は、関節の炎症、疼痛、腫脹である。
- 歩き始めに、すくみ足がみられる。
- 歩行の特徴は歩幅を広げて、下腹を大きく外側に回すことである。
- 手の運動は円滑である。
- まばたきが多くなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:パーキンソン病は脳の病気なので、関節に病状は認められません。
3:歩行の特徴は小刻み歩行です。
4:手の震えや、筋剛強(こわばり)がある為、円滑とは言えません。
5:まばたきをせず一点を凝視する事が増えます。
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02
2、〇 パーキンソン病では、歩き始めにすくみ足がみられる。これを姿勢反射障害という。
3、× パーキンソン病の歩行の特徴は、前屈みで小刻み歩行である。
4、× パーキンソン病により、筋固縮し手の運動を円滑に行うことができない。
5、× 表情は仮面様顔貌になるため、瞬きは少なくなる。
補足:パーキンソン病は、振戦、筋固縮、動作緩慢、姿勢反射障害、その他(仮面様顔貌、自律神経障害、歩行障害、精神症状)がみられる。
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03
<パーキンソン病の主な症状>
4大徴候(安静時振戦、筋固縮、無動、姿勢・歩行障害)、 仮面様顔貌、歯車現象
歩行:パーキンソン病症状の歩行にはいくつかの特徴がみられることが多くあります。歩幅が狭い小刻み歩行、歩行開始時のすくみ足、突進現象、前傾姿勢、手の振りや体幹の回旋が少ないなどの特徴です。また、姿勢反射障害もあり、転倒するリスクも高いです。
巧緻動作:手の震えや筋肉のこわばりから、手の動きは鈍くなります。字が小さくなる小字症もみられます。
表情:これも特徴の一つで仮面様顔貌といって、表情が少なく瞬きすることが少なくなります。
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