介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
老人・障害者の心理 問46
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問題
介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 老人・障害者の心理 問46 (訂正依頼・報告はこちら)
アルコール依存症に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 離脱症状は短時間で消失するので、生活に支障を生じない。
- 家族などの周囲が飲酒量の多さを指摘すれば、依存を認める。
- 依存に気が付けば、自分で飲酒量をコントロールできる。
- セルフヘルプグループへの参加は、回復への支えとなる。
- 依存している場合でも、飲酒時の記憶は保持されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
アルコール摂取を中断したあとに、頭痛、不眠、イライラ、発汗、手指や全身の振るえ、めまい、吐気がある。重度になると「誰かに狙われている」などの妄想や振戦せん妄、けいれん発作が起こるため生活に支障が生じる。
2、× アルコール依存症では、周囲の人が飲酒の量を指摘しても、本人は認めないことが多い。否認の病気ともいわれる。
3、× 依存に気がついても、自分で飲酒の量をコントロールすることができない。
4、〇 同じ問題を抱えている人と話し合うことによって、励ましあって、問題を解決して行こうとする集まりをセルフヘルプという。非常に有効とされている。
5、× アルコールに依存している場合であっても、飲酒時の記憶は欠落していることが多い。
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02
セルフヘルプグループは「自助グループ」「自助会」と呼ばれる事もあります。
この場合は、同じアルコール依存症に苦しんでいる人同士が集まり、悩みを共有したり、アドバイスをしあったりして、みんなで一緒にアルコール依存症から抜け出そうという集まりの事を指します。
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03
セルフヘルプグループとは、同じ状況にある人々が相互に援助し合うために組織されたグループです。お互いに励まし合いつつ、断酒に取り組むことで断酒を持続させていきます。
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