介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
医学一般 問68
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問題
介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 医学一般 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
難病対策に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- イタイイタイ病に対する研究体制の整備が契機となって「難病対策要網」が定められた。
- がんは「難病対策要網」によって実施される対策の対象である。
- 特定疾患治療研究対象疾患については医療費の全額が公費で負担される。
- 地域保健法において、保健所の事業として難病対策が位置づけられている。
- 難病相談・支援センターが各市町村に整備されている。
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この過去問の解説 (3件)
01
1→難病対策要綱は、スモンの研究体制の整備が契機となって制定されました。
2→「がん」は残念ながら難病対策の対象ではありません。
3→公費で助成されるのは医療費の一部のみです。
5→難病支援・相談センターが設置されているのは都道府県です。
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02
1.× 「難病対策要網」はスモンという病気が契機となり、昭和47年に策定されました。
2.× 疾病の範囲は原因不明で治療法が未確立で後遺症が残る可能性があり、患者・介護者が身体・精神・経済的に負担が大きいものとされています。癌は現在では治療ができるもののため、除外されています。
3.× 従来は全額公費でしたが対象患者の増加や財政悪化などのため、現在は患者の所得に応じて月額限度額が設置され一部公費負担となっています。
4.○
5.× 各都道府県ごとに設置されています。
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03
保健所は、精神保健、難病対策、感染症対策など重要な役割を担っています。
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