介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
介護技術 問90
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問題
介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 介護技術 問90 (訂正依頼・報告はこちら)
応急手当に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 低温やけどは、損傷部分を温める。
- 手からの出血は、出血部位を心臓より低くする。
- 骨折は、正常の位置に戻して固定する。
- すり傷は、水道水で十分に洗い流す。
- 食物をのどに詰まらせたときは、まずハイムリック法を行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
1.× 低温やけどでも、通常のやけどと同様にまずは患部を冷やします。
2.× 出血部位は心臓より高い位置に上げます。清潔なガーゼで抑えることや、出血部位よりも心臓に近い動脈を強く圧迫するなどして止血します。
3.× 骨折した際は冷やし、副木をして包帯などで固定し動かないようにします。自己判断で無理やり正しい位置を戻すことはしません。靭帯を傷つける原因になります。応急処置をしたのち、速やかに病院に行きます。
4.○
5.× 意識がある際はまず、本人に強く咳をするように促し、それでも取れない際は背部叩打法、ハイムリック法を行います。
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02
昔は滅菌水などで洗浄していましたが、水道水で十分だということがわかっています。
流水で念入りに洗いましょう。
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03
まずは水道水で綺麗に洗い流してから、消毒をします。
不正解とその解説
「1」・・・火傷と同様、低温火傷に関しても患部を冷やすことが大切です。
「2」・・・出血した際は、心臓より高い位置に上げ、患部を圧迫して止血します。
「3」・・・骨折した際は、無理矢理動かさずに固定して、病院を受診しましょう。
「5」・・・まずは咳払いをしてもらい、それでもダメならハイムリック法を行います。
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