介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
形態別介護技術 問103
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問題
介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 形態別介護技術 問103 (訂正依頼・報告はこちら)
寝たきりによる合併症とその予防に関する次の組み合わせのうち、適切なものを一つ選びなさい。
- 間接拘縮―――――――カルシウムの摂取
- 残尿―――――――――水分の制限
- 精神機能低下―――――個室への移動
- 起立性低血圧―――――座位の訓練
- 便秘―――――――――浣腸の実施
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この過去問の解説 (3件)
01
寝たきりによる起立性低血圧は、長時間臥位を保つことによって、体位によって血圧を調整する機能が衰えることによって生じます。
少しずつ座位の時間を延ばして調節機能を回復させる訓練が重要です。
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02
1(×)関節拘縮は、関節の可動域が制限されるものです。関節を動かすことやリハビリなどが予防になります。
2(×)残尿は、水分を制限しても予防にはなりません。適度な水分を摂り、排尿リズムを観察することが予防となります。
3(×)精神状態が低下した状態での個室移動は予防
にはなりません。部屋を変えることで更に精神状態が悪化されることも考えられます。
5(×)便秘の予防は、適度な水分補給・食事や運動などが予防となります。
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03
不正解とその解説
「1」・・・関節拘縮には可動域訓練が有効です。
「2」・・・水分制限をするのではなく、むしろ水分を摂る事が大切です。
「3」・・・精神状態が低下した状態で環境を変えることは適切ではありません。
「5」・・・便秘ではいきなり浣腸を施行するのではなく、運動や水分摂取からはじめましょう。
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