介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
形態別介護技術 問110

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問題

介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 形態別介護技術 問110 (訂正依頼・報告はこちら)

精神障害者の生活支援に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
  • 精神障害者同士の交流を避けるように助言する。
  • 一人暮らしは避けるように助言する。
  • 本人の事は家族に決定してもらう。
  • 外出などの予定に応じて薬の量を調節するように助言する。
  • 幻聴は否定せず本人にとっての事実として認める。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「5」です。
幻聴は本人にとっては幻ではありません。周りの人も受け入れる必要があります。

日本では長らく、精神障害者に対して社会から隔離して長期間入院させるなどの措置がとられてきました。

ですが、現在は精神的に障害がある人も、地域の中で関わりを持ちながら暮らしていけることが大切です。

1.障害のある方同士のコミュニティで支え合うことで、症状の改善に取り組む施設もあります。

2.周りのサポートを受けて、一人暮らしをすることも可能です。

3.本人の言葉に耳を傾け、自主性を尊重することが大切です。

4.精神障害者に関わらず、医師の判断によらない勝手な内服の調整はしてはいけません。

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02

正解は5です。
幻聴は、当人の内面社会ではれっきとした事実です。そこを否定せず共感的に対応することは、信頼関係を構築する上でも重要なポイントです。

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03

正解は5です。

1、2(×)精神障害者同士の交流や一人暮らしを避けなければいけないということはありません。
3(×)障害者本人にも決定権はあります。
4(×)服薬は、勝手に量を調節せず、決められた量を決められた回数飲むことを守らなければいけません。

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