介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
形態別介護技術 問111

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。段差に目印をつけることは、注意を促し、転倒を防止することにつながります。

各選択肢については、以下のとおりです。
1→スリッパは脱げやすいこと、滑りやすいこと、引っかかりやすいことから転倒の原因になります。そのため、スリッパを履くように指導するのは不適切です。
2→玄関マットを敷くことで段差ができ、つまづきの原因になります。また、素材によって滑りやすいです。
4→目の粗いじゅうたんに足を引っ掛けてしまう恐れがあります。これも転倒の原因になり得ます。
5→高齢者の場合、明暗の調節力も老化により劣ります。そのため、夜間のトイレに起きた時の照明を明るくするとまぶしさを感じ、かえってよく見えないことも考えられます。そのため、不適切です。

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02

正解は3です。

慣れている自宅での生活でも、段差は思わぬ転倒の原因にもなるものです。わかりやすいよう目印をつけることは適切な指導にあたります。

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03

正解は「3」です。段差に目印をつけることで、踏み外しやつまずきの予防になります。

1.×。スリッパはサイズにゆとりのあるものが多く、つま先を挙げ、かかとから地面に着くという望ましい歩行動作の妨げになります。また、スリッパが脱げないにように、すり足を助長することもあり、ふさわしくありません。

2.×。玄関マットがあると段差ができてしまいますし、マット自体が動いてしまう危険性もあります。

3.×。じゅうたんの目が粗いと、足の指先や杖の先を引っ掛けてしまう恐れがあり、危険です。

4.×。明暗の調節は眼の中の瞳孔と虹彩で行っていますが、この機能も加齢とともに低下します。そのため、夜間の室内灯は明るすぎると、まぶしすぎてかえって見えにくいことも考えられます。実際に試してみて、本人にとって見えやすい明るさを選ぶ必要があります。

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