介護福祉士の過去問
第22回(平成21年度)
形態別介護技術 問109

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問題

介護福祉士国家試験 第22回(平成21年度) 形態別介護技術 問109 (訂正依頼・報告はこちら)

腎臓機能障害で血液透析療法を行っている利用者の日常生活の支障に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
  • 塩分は10g/日を目安にするように説明した。
  • 透析後に入浴するように説明した。
  • 生野菜を食べるように説明した。
  • 水分摂取量は医師の指示を守るように説明した。
  • 外出は避けるように説明した。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。
1⇒塩分制限は医師の指示を守りましょう。通常、血液透析患者には5~6g/日程度の塩分制限を行うことが多く、10g/日では塩分過剰です。
2⇒透析後は血圧が低下したり、倦怠感が著明となりふらつきがでることがよくあります。この状況での入浴は危険です。
3⇒生野菜にはカリウムが多く含まれており、透析患者の食事としては不適当です。
4⇒患者によって水分摂取量が決められているはずです。きちんと指示を守ることが溢水の予防のためには極めて重要です。
5⇒外出を避ける必要はありません。むしろ適度な気分転換は非常に好ましいです。

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02

正解は4です。

血液透析療法を行っているときは、カリウムや塩分、水分の摂取量に気をつけなければいけません。医師の指示のもとで行われることなので、守るよう説明することは適切です。

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03

正解は「4」です。
透析治療を行っている際は、カリウムや塩分、水分の制限をされます。よって、医師の指示を守ることが適切です。

不正解とその解説
「1」・・・透析治療中は塩分は1日5~6gと言われています。

「2」・・・透析後は倦怠感が顕著になるため、入浴は控えることが適切です。

「3」・・・生野菜には、カリウムが多く含まれているため、適切ではありません。

「5」・・・外出を控える必要はありません。

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