介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
老人福祉論 問16

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問題

介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 老人福祉論 問16 (訂正依頼・報告はこちら)

「国民生活基礎調査(平成16年)」の要介護者等を介護している主な介護者に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
  • 要介護者等と同居している家族等介護者よりも、別居している家族等介護者の方が多い。
  • 主な介護者と要介護者等との続柄については、「子の配偶者」が最も多い。
  • 要介護者等と同居している主な介護者の性別については、女性よりも男性が多い。
  • 要介護者等と同居している主な介護者の半数以上は、60歳以上の者である。
  • 要介護5の要介護者と同居している主な介護者で、「ほとんど終日」介護をしているのは2割程度である。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。
各選択肢については以下のとおりです。
1→同居家族等が66.1%、別居している家族等が8.7%です。同居している家族等介護者のほうが多いです。
2→配偶者が24.7%、子の配偶者が20.3%となっており、配偶者のほうが多いです。
3→女性74.9%、男性25.1%で圧倒的に女性が多いです。
5→「ほとんど終日」は50.4%です。
詳細は、国民生活基礎調査(平成16年)のサイトをご覧ください。http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa04/

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02

正解は4です。

平成16年(2004年)の国民基礎調査では、同居している主な介護者の続柄を見ると「配偶者」が一番多いとなっています。
また、介護者の中でも「60歳以上」の人が全体の半数以上を占めています。

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03

正解は「4」です。

1 ×…別居家族等ではなく、同居家族等が大部分を占めています。

2 ×…子の配偶者よりも、配偶者の割合が高くなっています。親の介護は「子の妻の仕事」であった時代がありましたが、時代の変化とともに、その傾向は薄れています。

3 ×…女性が7割以上を占めており、女性の方が多くなっています。

5 ×…最も介護に時間を要する要介護5の介護者においては、その半数が「ほとんど終日介護をしている」と回答しています。

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