介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
障害者福祉論 問18
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問題
介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 障害者福祉論 問18 (訂正依頼・報告はこちら)
障害者の権利等に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
- 「障害者の権利宣言」は、1970年の第25回国連総会において決議された。
- 国連は、1990年からの10年間を「国連障害者の10年」とした。
- 「国連障害者の十年」に先立ち、アメリカ合衆国はADA(、障害をもつアメリカ人法)を制定した。
- 障害者基本法では、障害者を身体障害又は知的障害のある者とした。
- 「障害者の権利に関する条約」は、2006年の第61回国連総会において採択され、2007年には日本政府も署名した。
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この過去問の解説 (3件)
01
各選択肢については以下のとおりです。
1→1970年ではなく、1975年です。
2→国連障害者の10年は1983年から1992年の10年間です。
3→ADAは1990年7月に制定されました。国連障害者の10年は1983年からですので誤りです。
4→障害者基本法の第2条で「障害者 身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害(以下「障害」と総称する。)がある者であつて、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にあるものをいう。 」と定義されています。
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02
「障害者の権利に関する条約」は、障害者の権利を実現するための措置などについて定められた条約です。
2006年12月に国連総会で採択、2008年に発行されています。また、日本政府による著名は2007年9月に行われました。
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03
1 ×…障害者の権利宣言が決議されたのは、1970年ではなく1975年の国連総会においてです。また、これに先立ち1971年の国連総会では「知的障害者の権利宣言」が決議されています。
2 ×…「国連障害者の10年」は、1983年から1992年の10年間です。1982年に定められました。
3 ×…ADAは1990年7月に制定されており、1983年~1992年までの「国連障害者の10年」に先立って制定されてはいません。
4 ×…障害者基本法では、身体障害、知的障害、精神障害(発達障害を含む。)その他の心身の機能の障害がある者とされています。
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