介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
社会福祉援助技術 問27
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問題
介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 社会福祉援助技術 問27 (訂正依頼・報告はこちら)
個別援助にかかわる援助者の基本的態度に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
- 利用者の置かれている環境は多様であり、その特殊性を配慮することはない。
- 援助者は、自分の価値観や判断を根拠に援助を行なう。
- 利用者が自己決定の困難な状況のときには、援助者が判断することが基本である。
- 利用者の感情的反応に対して、援助者は冷静になるように説得しなければならない。
- 利用者に関する情報については、本人から収集することが基本である。
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この過去問の解説 (3件)
01
個別の援助は計画を立て、その計画をもとに行われ見直しをしていきます。計画を立てるためには、まず情報収集が大切です。
各選択肢は以下のとおりです。
1→個別援助なので、個の置かれている特殊性に対する配慮は必要です。
2→援助者の価値判断ではなく、主役は利用者です。利用者の意志を尊重し、他の専門職の意見も聞きながら援助を行うことが大切です。
3→2で述べたとおりです。
4→まず、利用者の訴えに耳を傾けることが大切です。
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02
援助者と利用者の間に信頼関係を築くこと、互いの援助関係が大切となります。信頼を得るためには、もちろん援助者が利用者本人から話を聞くこと、情報を収集することは基本となります。
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03
1 ×…「個別援助」であるため、個々の特殊性については十分に配慮する必要があります。
2 ×…援助者個人の価値観での判断は厳に慎まなければなりません。利用者の意志を尊重することを第一に考える必要があります。
3 ×…2と同様に、援助者が決定することは不適切です。
4 ×…感情的な訴えにもまずはしっかりと傾聴することが重要です。
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