介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
精神保健 問69

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問題

介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 精神保健 問69 (訂正依頼・報告はこちら)

次の認知障害を呈する疾患のうち、改善が最も困難と考えられるものを一つ選びなさい。
  • 慢性硬膜下血腫
  • ピック病
  • 正常圧水頭症
  • うつ病
  • 甲状腺機能低下症

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この過去問の解説 (3件)

01

1☓ 手術により状態は改善されます。

2◯ 未だに原因が分からず、治療法や良い薬も見つかっていない病気です。
人格の突然の変化が見られます。

3☓ 早期発見であれば、シャント手術により治療が可能です。

4☓ うつ病は治療が可能です。

5☓ 甲状腺ホルモン投与による治療が可能です。

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02

正解は 2 です。

ピック病は、原因も治療法もまだほとんどわかっていない病気です。
「脳の血流を良くする事で悪化を遅らせる事が出来るかもしれない」と言われていますが、それも推測の範囲でしかないようです。

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03

正解は2です。

ピック病は初老期の原因不明の神経変性疾患で、認知症に分類されます。人格変化、行動異常、言語機能障害を主症状とします。現在、明確な診断基準もありません。

各選択肢は以下のとおりです。

1→血腫除去術を行うことで改善します。

3→髄液シャント術を行うことで改善します。

4→薬物や認知療法などの治療法があり、治療による改善が見込めます。

5→甲状腺ホルモン製剤の経口投与による補充療法があり、改善が見込めます。

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