介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
介護技術 問82
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問題
介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 介護技術 問82 (訂正依頼・報告はこちら)
次のうち、片麻痺のある利用者ががぶり上衣の着衣をする場合、身体の各部位を通す順番として最も適切なものを一つ選びなさい。
- 健側上肢--------→患側上肢--------→頭
- 健側上肢--------→頭--------------→患側上肢
- 患側上肢--------→健側上肢--------→頭
- 頭--------------→患側上肢--------→健側上肢
- 頭--------------→健側上肢--------→患側上肢
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この過去問の解説 (4件)
01
衣服の着脱の介助は脱健着患です。
脱ぐときは健側から、着るときは患部=麻痺側からです。また、頭から先に着ると腕を無理に曲げる動作が出てしまいます。
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02
服を着るとき、片方の上肢を通した時点で服の動きが制限されます。もう片方の上肢を通すためには、その上肢を曲げ伸ばしする必要が生じます。
1・2.健側の上肢を通した時点で服が固定され、患側の上肢を曲げる必要が生じます。この順番で着衣を行うのは困難なうえ、患側の上肢を痛める可能性もあります。
3.服を自由に動かせるうちに患側の腕を通しておけば、健側の上肢は曲げ伸ばしすることで袖に通すことができます。
なお、テキストによっては「患側上肢→頭→健側上肢」となっているものもありますが、これでも正解です。大事なのは「まず患側上肢を通すこと」です。
4・5.頭を通すことでも服は固定され、その後の上肢を通す動きを制限します。ゆったりした服なら4.の順番でも着衣は可能ですが、3.の順番の方が楽に患側の上肢を通せます。
なお、脱衣の際は逆に動かせる部位から脱いでいき、最後に固定が解除された服から患側上肢を抜きます。
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03
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04
衣類を脱ぐときは健側から、衣類を着るときは患側から介助を行いましょう。
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