介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
介護技術 問84
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問題
介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 介護技術 問84 (訂正依頼・報告はこちら)
保温を目的とするゴム製湯たんぽの使用に関する次の記述のうち、適切なものに〇、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 湯の温度は80℃程度とする。
B 身体に密着させない。
C 容器の中の空気を抜く。
D 感覚麻痺のある部位に使用する。
A 湯の温度は80℃程度とする。
B 身体に密着させない。
C 容器の中の空気を抜く。
D 感覚麻痺のある部位に使用する。
- A○ B○ C× D○
- A○ B× C○ D○
- A× B○ C○ D×
- A× B× C○ D×
- A× B× C× D○
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この過去問の解説 (4件)
01
A~Dについては以下のとおりです。
A→適正温度は約70℃です。よって誤り。
B→低温やけどの原因になります。カバーをしたり、タオルで巻くなどして使います。よって正しいです。
C→空気が膨張して蓋が取れやすくなってしまいます。そのために行います。よって正しいです。
D→麻痺のあるほうだと知らず知らずのうちに、やけどになってしまう可能性があります。よって誤りです。
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02
B◯ 同じ箇所に長時間触れていると低温やけどになるため
C◯ 蒸気により空気が膨張するため、破裂や漏れの原因となります。
D☓ 麻痺があると熱さが分からず、低温やけどする危険があります。
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03
A 適温は約70℃とされます。それ以上に高温だと、低温やけどを引き起こす恐れがあります。
B 湯たんぽを使用する際、低温やけど防止の観点から二つの注意点が挙げられます。一つは湯たんぽの温度を高くしすぎないこと、もう一つは足が湯たんぽに長時間触れないようにすることです。湯たんぽをタオルで包み足から少し離れたところに置くことで、低温やけどのリスクが軽減されます。
C 水は温めてもそれほど膨張することはありませんが、空気は温めると膨張します。湯たんぽの中に空気が残った状態で栓をするとお湯に温められて空気が膨張し、金属製の湯たんぽでは変形や破損、ゴム製の湯たんぽでは破裂の恐れが生じます。
D 湯たんぽは「足を温めるもの」であると同時に「低温やけどを引き起こすだけの熱を出すもの」であるという認識を持たなればなりません。感覚麻痺のある部位に置くと利用者はその部位が過剰に熱くなっても気付かないため、低温やけどになるリスクが上昇します。
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04
A×.ゴム製の湯たんぽは約70度程度です。その温度より熱くなりすぎると破損のおそれがあります。
B〇.同じ場所に長時間触れると低温やけどになる可能性があります。直接肌に触れないようにしましょう。
C〇.空気が入ると膨張してしまうので、破損の原因になります。
D×.麻痺側は温度が分かりませんので、やけどの恐れがあります。注意しましょう。
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