介護福祉士の過去問
第21回(平成20年度)
形態別介護技術 問99

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

介護福祉士国家試験 第21回(平成20年度) 形態別介護技術 問99 (訂正依頼・報告はこちら)

「高齢者の虐待に関する調査結果」に関する次の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。
  • 虐待者の続柄では、息子による虐待が最も多い。
  • 虐待の種別・類型では、心理的虐待が最も多い。
  • 性別では、男性の方が被害を受ける割合が高い。
  • 世帯別では、夫婦二人世帯が最も発生率が高い。
  • 相談・通報者では、民生委員が最も多い。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1:◯
2:☓ 平成24年度では「身体的虐待」65.0%、「心理的虐待」40.4%、「経済的虐待」23.5%、「介護等放棄」23.4%です。
3:☓ 被害者は女性の方が割合が高い。平成24年度では女性が77.6%です。
4:☓ 平成24年度においては「未婚の子と同居」が31.3%、「夫婦のみ世帯」が19.3%、「子夫婦と同居」が18.0%です。
5:☓ 平成24年度では「介護支援専門員」32.0%、「家族・親族」11.9%、「警察」10.6%です。

参考になった数40

02

虐待者の続柄では、「息子」による虐待が一番多いという結果がみられています。
次いで「夫」、「娘」と調査結果が出ています。

参考になった数14

03

正解は1です。
「息子」による虐待が最も多く、次いで「夫」「娘」「妻」「息子の配偶者」の順になっています。

他の選択肢については以下のとおりです。
2.最も多いのは「身体的虐待」です。
3.「男性」よりも「女性」の方が多いです。
4.「未婚の子と同居」のケースが多いです。これは虐待者の続柄とも関連しています。
5.「民生委員」ではなく、「介護支援専門員」です。

この問題は「平成18年度高齢者虐待の防止、高齢者の擁護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果」をもとに作られましたが、数値の違いはあっても、同じような傾向がみられます。厚生労働省ホームページから過去の統計を見ることができます。

参考になった数7