介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
社会の理解 問10
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問題
介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 社会の理解 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
社会保障に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- ナショナルミニマムの理念は、デンマークで生まれた。
- 社会保険制度は、保険料を支払った人に受給権を保障する仕組みである。
- 生活保護制度は、現物給付を行わない。
- 社会福祉制度は、生活困窮者の貨幣的ニーズの充足を目的としている。
- 社会手当制度は、サービスの現物給付を行う。
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この過去問の解説 (3件)
01
社会保険制度は、保険料を納める代わりに、事故(リスク)が起こった時には現金又は現物給付により生活を保障する相互扶助の仕組みです。日本は医療保険・年金保険・介護保険・雇用保険・労災保険の5種類の社会保険があります。
ナショナルミニマムは、イギリスのウェッブ夫妻によって提唱されたものである。よって、1は不正解です。
生活保護制度の扶助には現物給付を行うものがあります。それは、医療扶助と介護扶助です。医療扶助は、生活困窮者が怪我や病気で医療を必要とするときに行われる扶助であり、原則として現物給付(投薬、処理、手術、入院等の直接給付)されます。また、介護扶助は要介護と認定された生活困窮者に対して行われる給付です。こちらも、生活保護法指定介護機関による現物給付(介護サービス)が行われています。よって、3も不正解です。
社会福祉制度とは、児童・母子・心身障害者・高齢者などの社会生活を送る上でハンディキャップを負っている人々に対して、公的な支援を行うことを目的とした制度のことをいいます。よって、4も不正解となります。
社会手当とは公費を財源とした社会保障制度の一つであり、現金給付となります。よって、5も不正解です。
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02
1(×)ナショナルミニマムは、イギリスのウェッブ夫妻によって提唱されました。
3(×)生活保護制度では、保護の種類によって金銭給付または現物給付が行われます。
4(×)社会福祉制度は、国民全体を対象に、生活の安定を支える役割を果たしています。
5(×)社会手当制度にも、金銭給付と現物給付があります。
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03
社会保険制度とは、健康保険や年金、労災保険、雇用保険などを指します。
健康保険に未加入の人が病院に行くと十割負担になったり、年金を払っていない人が将来年金を受給出来ない事からわかるように、保険料を支払った人の受給を保証する制度です。
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