介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
介護の基本 問31

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問題

介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 介護の基本 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

介護職の腰痛予防に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
  • 日ごろから、前傾中腰姿勢での介護を心がける。
  • 長時間、座位の姿勢をとっても腰に負担がかからない。
  • 腰痛予防の体操として、静的ストレッチングが効果的である。
  • シーツ交換時のベッドの高さは、介護職の腰より低くする。
  • 介護職の体幹を45度程度ひねって介護する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。
ストレッチングには2種類あり、1つは静的ストレッチング、もう1つは動的ストレッチングです。
静的ストレッチングはスタティックストレッチングとも呼ばれており、反動や弾みをつけずにゆっくりと筋肉を伸ばた状態でしばらく静止する、最も基本的なストレッチのことを言います。安全性が高いので、筋肉痛の予防や回復に効果があるとされています。
反対に動的ストレッチングはダイナミックストレッチングとも呼ばれ、反動を利用して、リズミカルに関節の曲げ伸ばしや回旋などを行うストレッチのことを言います。柔軟性の向上だけではなく、筋の弾力性・動作スピードの向上など、多くの効果があるとされています。
他の選択肢は決して腰痛予防にはならず、反対に腰を痛めてしまう原因にもつながりますので、注意が必要です。

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02

正解は 3 です。

静的ストレッチング:長時間同じ体勢でいた後に、ぐーっと両腕を上にあげてゆっくりと伸ばし、ある程度の時間その姿勢を保って筋を伸ばすような運動の事を指します。

動的ストレッチング:体育の前にする屈伸運動などのように、反動をつけながらグッグッと筋を動かすような運動の事を指します。

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03

正解は3です。
実際に試してみるとよく分かりますが、①・②・④・⑤の選択肢が全て腰に負担がかかり、腰痛の原因となるものです。

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