介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
生活支援技術 問48

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問題

介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) 生活支援技術 問48 (訂正依頼・報告はこちら)

食事介護の基本として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 立って介護する。
  • 介護職に向けて食事を並べる。
  • 初めにお茶や汁物で口の中を湿らせてもらう。
  • 主菜を食べ終えてから、主食を食べてもらう。
  • 全介助の場合は、2~3口ごとに飲み込んだことを確認する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は3です。
初めに口腔内を少量の水分で湿らせることによって、唾液分泌を促します。唾液の分泌が促進されると嚥下がしやすくなり、誤嚥を防ぐ効果もあるのです。その後は、利用者のペースに合わせて食事を進めていきます。

立って介護する行為は相手に威圧感を与えてしまいますから、必ず利用者と同じ高さになって介護をするようにしましょう。よって、1は不正解です。
食事は介護者ではなく、利用者のためのものです。必ず食器は利用者に向けて設置しましょう。よって、2も不正解です。
主菜や副菜は交互に食べる方がよいでしょう。同じ味付けのものばかり食べ続けては、食事に飽きてしまう可能性もあります。よって、4も不正解です。
全介助の場合は、一口ごとに飲み込みを確認してください。利用者のペースの合わせ、急かしたりすることのないように介助する必要があります。よって、5も不正解となります。

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02

正解は 3 です。

お茶やみそ汁など水分を摂取して口の中を湿らせておく事で、食べ物が詰まる危険性を減らす事が出来ます。
特にみそ汁のような味の付いた汁物を最初に摂取すると、唾液の分泌を促すので、スムーズに食事が摂れるようになります。

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03

正解は3です。
食事介助のポイントは色々とありますが、基本的に食事は楽しむものなので、②・④は最も不適切です。
また、介助中は、飲み込みなどの確認(一口ごと飲み込んでいるか)も必要なため、相手の顔が見える位置から行います。
そして、食事の前に口を湿らしたり、水分から食事を始めることも大切です。口の中に物がないか、誤嚥の有無の確認もありますが、利用者が口をすっきりとさせた状態で食事を始められるといった効果もあります。

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