介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
こころとからだのしくみ 問100

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問題

介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) こころとからだのしくみ 問100 (訂正依頼・報告はこちら)

皮膚に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 表面は無菌である。
  • ビタミンB(Vitamin B)の産生にかかわる。
  • 表面は弱酸性である。
  • 表皮に汗腺がある。
  • エクリン腺は、体臭の原因となる。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 3 です。

ここ数年、ボディーソープや洗顔剤にもよく「お肌と同じ弱酸性」と謳っている商品も増えたので、肌が弱酸性である事は幅広く知られています。

1:肌表面は汗や汚れなどが付着しています。肌についたウイルスや細菌が口の中に入り感染症にかかってしまう事も少なくありません。

2:紫外線を浴びる事によって皮膚でビタミンDが産生されています。

4:汗腺は皮下脂肪の深い所にあります。表皮に汗をかくので汗腺があると勘違いする人もいますが、皮下脂肪で作られた汗が汗管を通じて表皮に排出されています。

5:体臭の原因となるのはアポクリン腺です。

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02

正解は 3 です。

1.× 母体にいる際は無菌ですが、産道で菌を受け取ることにより生まれた瞬間から皮膚の表面には常在菌が存在し、お互いに利益を得ながら生活しています。

2.× 紫外線を浴びることによって、ビタミンDが作られます。

3.○

4.× 汗腺は真皮にあります。

5.× アポクリン腺が臭いのもととなります。

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03

正解は3です。
弱酸性は殺菌作用があります。弱酸性の肌は外からの刺激から守り保護しています。
また、年を重ねるごとに肌は弱酸性から中性に近づくため肌荒れや皮膚病が起こりやすくなります。

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