介護福祉士の過去問
第26回(平成25年度)
こころとからだのしくみ 問101
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問題
介護福祉士国家試験 第26回(平成25年度) こころとからだのしくみ 問101 (訂正依頼・報告はこちら)
疾患に伴う歩行の特徴として、正しいものを1つ選びなさい。
- パーキンソン病(Parkinson disease)では、小刻み歩行がみられる。
- 筋委縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis : ALS)では、失調性歩行がみられる。
- アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)では、小振り歩行がみられる。
- 変形性膝関節症(knee osteoarthritis)では、間欠性跛行がみられる。
- 脊柱管狭窄症(spinal stenosis)では、動揺性歩行がみられる。
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この過去問の解説 (3件)
01
パーキンソン病の特徴の一つに小刻み歩行があります。
パーキンソン病は、歩き出しの一歩目を踏み出す事が困難であったり、一度歩き出すと自分の意志で止まれなかったりする事もあります。
失調性歩行…いわゆる千鳥足と呼ばれるような歩き方の事です。
小振り歩行…松葉杖を使った歩行の一種です。
間欠性跛行…歩いているうちに足にしびれや痛みを感じ、少し休むと痛みやしびれが軽減してまた歩けるようになる症状の事です。
動揺性歩行…あひる歩行とも呼ばれる、体を左右に振って歩く歩き方の事です。
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02
小刻み歩行・・・腕を振らずにすり足、小股でチョコチョコと歩き、動作が緩慢になります。パーキンソン病・老人・多発性脳梗塞の人にに多いとされています。
失調性歩行・・・小脳系など感覚の経路は歩行時や立位時にバランスをとっています。そのバランスをとる機能が障害されると、ふらふらと歩くような状態になります。飲酒をして、千鳥足になっている人の歩き方です。
小振り歩行・・・左右の松葉づえを同時に出し、前進する歩き方をいいます。
間欠性跛行・・・しばらく歩くと足に痛みやしびれが生じ、休むと歩けるようになることを繰り返します。
動揺性歩行・・・身体を左右に振りながら歩く歩き方をいいます。筋肉系の関節や骨を動かす機能が障害されると、力が入らずこのような歩き方になります。
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03
小刻み歩行はパーキンソン病に伴う歩行障害の特徴のひとつです。小刻みにチョコチョコと歩を進める歩行がパーキンソン病でよくみられます。
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