介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
社会の理解 問12
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 社会の理解 問12 (訂正依頼・報告はこちら)
Bさん(40歳、男性)は精神科病院に10年間入院している。ある日、病院職員に地域で暮らしたいと申し出た。そこで病院職員はBさんと一緒に、地域相談支援を行っている事業所のC職員と面談をすることになった。
C職員の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
C職員の対応に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
- Bさんに地域で生活することの苦労を説明する。
- Bさんに地域の情報提供をしながら希望を確認する。
- 最初に地域移行支援計画の作成を行う。
- 地域移行を進めるためのケア会議は、C職員と病院職員で構成する。
- 地域移行した後のモニタリング(monitoring)は不要である。
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この過去問の解説 (3件)
01
1:初めに地域生活の苦労について話してしまうと、社会復帰へのやる気を削いでしまう事にもなりかねません。ただ苦労を説明するよりも「こんなこともあるかもしれませんが、一緒に乗り切りましょう」という前向きな声掛けをすることが望ましいです。
3:地域移行支援計画の作成には、本人の能力や希望などの情報が不可欠です。まずはそれらの情報を収集する必要があります。
4:地域移行を進めるためのケア会議は、C職員と病院職員だけでなく、本人や地域で支援してくれる人なども含めて構成することが望ましいです。
5:地域移行した後にはモニタリングを行い、新しい問題が発生していないかなどを常に確認していく必要があります。
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02
各選択肢については以下のとおりです。
1→情報として必要なこともありますが、最初にすべきことではありません。
3→計画は、ニーズを聞くなど情報収集を行わなければ作成できません。
4→ケア会議には対象者Bさんも含めて行うべきです。
5→モニタリングは必要です。チームとして見守ることが支援体制です。
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03
まずは適切な情報提供を行ないながら、Bさんの希望を確認するようにします。
1.最初に苦労を説明するのは適切ではありません。
3.情報収集を行い、方向性が決まってから検討することです。
4.ケア会議にはBさん本人や地域でケアをしてくれる関係者も含めなければなりません。
5.プログラムが順調かどうかを確認する為にモニタリングは必要です。また、モニタリング結果から適切な支援が実施されるように計画の変更や調整を行なっていきます。
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