介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
介護の基本 問28

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問題

介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 介護の基本 問28 (訂正依頼・報告はこちら)

Eさん(80歳、男性)は、介護老人保健施設に入所して3か月になる。最近、夜間に大声で介護職員を呼び、介護職員が駆けつけると、「何でもない」と返事をすることが繰り返されている。そこでF介護福祉職は、Eさんの行動の意味やその背景にある気持ちを把握するため、Eさんの話を聞いた。Eさんは、「夜になって、一人でこれからのことを考えているとつらい気持ちになって、つい職員さんを呼んでしまうのです。でも職員さんが来てくれると、結局何も言えなくなってしまうのですよ。いつも申し訳ないと思ってはいるのですが」と話した。F介護福祉職は、Eさんの了解のもと、その内容とその意味するところを他の介護職員に会議の場で伝えた。

会議の場でのF介護福祉職の支援行動の意味として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 利用者本位
  • プライバシーの保護
  • 総合的なサービスの提供
  • 利用者ニーズの代弁
  • 後継者の養成

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は4です。

問題文に「Eさんの了解のもと、その内容とその意味するところを他の介護職員に会議の場で伝えた」とあります。Eさんの気持ちを代わりに伝えているので4です。

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02

正解は 4 です。

この問題は、他の選択肢を見るまでも無く4が正解だとわかるのですが、選択肢の1と3が何となくもっともらしいことを言っているように感じた人もいるかもしれません。

1:利用者本位とは「利用者の立場になって(支援していくこと)」という意味です。
介護サービスを提供していく上では、大変重要な考え方ですが、今回の問題に当てはまる部分はありません。

3:「総合的なサービスの提供」はあくまで利用者本人に対して行うものです。会議の場での発言は、総合的なサービスの提供にはあたりません。

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03

正解は 4 です。

Eさんの言動に注目してみると、Eさんは自分の感情を上手に伝えることが出来ていない状況であることがわかります。
Eさんの気持ちを介護職員が会議で伝えることは、利用者ニーズの代弁と判断できるでしょう。

1.2.3.5.状況とまったくあっておらず、明らかに間違いであることがわかります。

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