介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
介護の基本 問27

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問題

介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 介護の基本 問27 (訂正依頼・報告はこちら)

セルフヘルプグループ(self-help group)の目的として、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 療養上の管理指導を行う。
  • 専門的知識を提供する。
  • 自助具を作成する。
  • 就労移行支援の窓口になる。
  • 課題を共有する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 5 です。

セルフヘルプグループとは、言い換えると「自助グループ」です。
これは、同じような病気や悩みを抱えた人たちが集まり、お互いの体験を共有したり、悩みを人前で言葉にすることなどによって、今自分が抱えている問題にしっかりと向き合い、解決していこうとするものです。

アルコール・ギャンブル・薬物といった依存症、がんなどの病気、アダルトチルドレンや虐待といったトラウマを持っている人など、それぞれの悩みに合わせた集まりが行われます。

このセルフヘルプグループは、あくまで「自発的に」に参加している人たちの集まりだということがポイントです。
参加者全員が対等の立場であるため、1~4のように「誰かが誰かを支援する」ということはなされません。

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02

正解は5です。
セルフヘルプグループは、課題を共有し、わかちあい、相互支援と相互扶助を行うものです。

各選択肢については以下のとおりです。
1→医療機関で行います。

2→各種の相談窓口です。相談内容により、医師、看護師、社会福祉士など各専門職が対応します。

3→自助具は既にある道具を作業療法士が加工するケースもあれば、自助具製作・研究をしているボランティアグループ、福祉用具製作を行っている企業などさまざまです。

4→ハローワークまたは、就労移行支援事業所で対応します。

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03

正解は 5 です。

セルフヘルプグループは、心や生活習慣に問題がある人が集まり、自分たちの手で心身を管理し、悪い習慣からの立ち直りを目指すグループのことをいいます。

近年ではアルコール依存症や麻薬・薬物常習者のセルフヘルプグループがメディアで多く取り上げられるようになり、注目を集めています。

セルフヘルプグループには1から4の役割はありません。

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