介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
介護の基本 問31

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問題

介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 介護の基本 問31 (訂正依頼・報告はこちら)

疥癬かいせん(scabies)とその対策に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
  • マダニが皮膚に寄生することで発生する皮膚病である。
  • 感染した皮膚に変化が見られない。
  • 感染した利用者は他の利用者と同室でよい。
  • 感染した利用者の衣類や寝具の洗濯は他の利用者のものと一緒でよい。
  • 感染した利用者の入浴は順番を最後にする。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は 5 です。

1:疥癬はヒゼンダニが皮膚に寄生することで発生します。

2:疥癬にかかると、じんましんやアレルギー症状に似た湿疹が出ます。

3:人から人への感染するため、疥癬にかかっている間は別室で対応することが望ましいです。

4:ヒゼンダニは人から離れても3日程度は生きていられるため、洗濯物は別にするべきです。
また50度以上の高温で死滅しますので、洗濯前に熱湯をかけたり、高温の乾燥機で乾燥させたり、天気の良い日に天日干しにするなども、感染予防の手段として有効です。

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02

正解は5です。

各選択肢については以下のとおりです。
1→「マダニ」が誤りです。「ヒゼンダニ」が正しいです。
ちなみに「マダニ」が関係する病気には、重症熱性血小板減少症候群、ライム病などがあります。

2→発疹、線状の皮疹、赤くなるといった皮膚変化がみられます。

3、4→疥癬は感染症です。3や4の行為は感染が広がる原因となるので不適切です。

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03

正解は 5 です。

感染を予防するため、入浴は最後に行なうようにします。

1.マダニではなく、ヒゼンダニが原因です。

2.皮膚に激しいかゆみがあり、発疹、線状の皮疹、発赤などの皮膚症状が出ます。

3.個室にし、他の利用者との接触がないようにします。

4.感染予防の観点から、他の人の衣類と一緒に洗濯してはいけません。

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