介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
コミュニケーション技術 問35
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問題
介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) コミュニケーション技術 問35 (訂正依頼・報告はこちら)
利用者と家族が対立しているとき、介護福祉職の初期の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
- 両者がそれぞれの思いを語り合う場をつくる。
- どちらが正しいか、専門職としての判断を伝える。
- 他の家族の解決例を紹介する。
- 利用者の判断が間違っている場合、家族の判断を支持する。
- 専門職としての役割を果たすために、責任を持って一人で対応する。
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この過去問の解説 (3件)
01
2:誰が聞いてもおかしいと思うことに関して指摘することはありますが、専門職としてどちらかが正しいのかを判断し、それを伝えることは介護福祉職の権限から逸脱しているため行いません。
3:これははっきり間違っているとは言い難いのですが、段階的には、話し合いの場を持ち、両者が解決に意識を向け始めた後に紹介することが一番適切であると言えます。
4:介護士は基本的にどちらか一方の判断を支持してはいけません。解決は基本的に当人同士で行うべきです。
5:このような事例は一人で抱え込まず、事業所や場合によっては関係機関全体で把握し、最良の方法を模索していくべきです。
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02
他の選択肢については以下のとおりです。
2,4→バイステックの非審判的態度の原則から外れています。
3→初期の対応としては適切ではありません。お互いの言い分を理解してうえで必要と思われる段階ですべきことです。
5→「一人で」という部分が誤りです。関係する専門職が相談しあいながら、良い方法を考えていく必要があります。
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03
本人にも家族にも、それぞれの考え方や思いがあります。
介護職は個別に話す機会を設けるようにし、それぞれの話を聞くのが適切な判断です。
2.家族の問題を介護職が判断するべきではありません。
3.初期対応としては不適切です。情報を十分に収集してから検討するべき内容です。
4.介護職が判断するべきことではありません。
5.1人で、という部分が間違いです。困ったときは他のスタッフや多職種に相談するべきです。
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