介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
生活支援技術 問58

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問題

介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 生活支援技術 問58 (訂正依頼・報告はこちら)

安眠のための介護に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
  • 午後に1時間以上の昼寝をするように勧める。
  • なるべく早い時間に床に就くように勧める。
  • 日中、適度な疲労が得られる運動をするように勧める。
  • 寝る前に熱めのお風呂ふろに入るように勧める。
  • 寝る前に緑茶を飲むように勧める。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は、”3”です。

1×:昼寝をするならば、20分〜30分程度とします。また、15時より前が適当です。適度な昼寝は、午後の眠気を解消して活力に繋がります。

2×:早く床に就くと、なかなか眠れなかったり、夜中に目が覚めたりする原因となります。

3○:日中に運動をし、適度な疲労を得ると眠りやすくなります。激しい運動をやり過ぎると逆に眠れなくなるため、注意が必要です。

4×:就寝前に熱いお湯で入浴をすると、交感神経活動が活発になり血圧が上がり、覚醒してしまいます。眠りやすくする為には、就寝前に39度〜40度のぬるめのお湯に入ります。足浴や半身浴も効果があります。

5×:緑茶、コーヒー、紅茶、コーラ、チョコレートなどにはカフェインが含まれている為、就寝約5時間〜6時間前から摂取は避た方が良いです。眠る前に温かいスープや牛乳を飲むと、安眠に繋がります。

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02

正解は 3 です。

1:午後に昼寝をするのなら、30分以内におさめるようにします。
この30分の昼寝も、15時以降は極力避けるようにした方が良いでしょう。

2:基本的にこれまでの生活習慣と同じように床に就くように勧めます。
極端に早い、または遅いと、熟睡できなかったり、日中の傾眠に繋がり、安眠を妨害してしまいます。

4:入浴は寝る2時間前までに、37~40度くらいのぬるま湯にゆっくりつかると、安眠を促します。
熱いお風呂が好きな人は、3時間前までを目安に入ると良いでしょう。

5:緑茶にはカフェインが含まれているため、就寝前の飲み物には向いていません。
温かい白湯や、ホットミルクなど、温かく胃腸に負担が少ない飲み物がベストです。

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03

正解は3です。

各選択肢については、以下のとおりです。
1→1時間以上の昼寝をすると、夜眠れなくなってしまいます。午後30分くらいの昼寝であれば、逆に体のためにいいという説もあります。

2→夕食後最低でも2~3時間経ってから就寝すべきです。

4→熱めのお風呂は心臓に負担がかかるためよくないです。

5→カフェインがあるので、かえって眠れなくなります。

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