介護福祉士の過去問
第27回(平成26年度)
認知症の理解 問81

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問題

介護福祉士国家試験 第27回(平成26年度) 認知症の理解 問81 (訂正依頼・報告はこちら)

認知症の行動・心理症状(BPSD)に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
  • 親しい人がわからない。
  • 言葉を口に出すことができない。
  • 十分に寝ることができない。
  • トイレの水を流すことができない。
  • 数の計算ができない。

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この過去問の解説 (4件)

01

正解は 3 です。

認知症の症状は「中核症状」と「周辺症状(行動・心理症状)」の2つにわけられます。

【中核症状】
脳細胞の変質や破壊によって起こる症状です。
<記憶障害・判断力低下・見当識障害・失語・失認・失行など>

【周辺症状(行動・心理症状)】
本人の性格や生活環境などが影響して起こる症状です。
<もの盗られ妄想・徘徊・暴力・暴言・失禁・睡眠障害・異食など>

1:見当識障害(中核症状)です

2:失語(中核症状)です。

3:睡眠障害(行動・心理症状)です。

4:失行(中核症状)です

5:失語に分類される計算障害(中核症状)です。

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02

正解は”3”です。

1×:中核症状の「見当識障害」に当てはまります。

2×:中核症状の「失語」に当てはまります。

3○:行動・心理症状(周辺症状)の「不眠・睡眠障害・昼夜逆転」に当てはまります。

4×:中核症状の「失行」に当てはまります。

5×:中核症状の「失語」に当てはまります。書字障害・計算障害であり、文字が書けなくなったり、計算が出来なくなったりします。

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03

◇正解は 3です。

1:見当識障害

2:失語・失認・失行…【高次脳機能障害】

3:不眠・睡眠障害・昼夜逆転

4:判断力の障害(実行機能障害)

5:失語・失認・失行…【高次脳機能障害】

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04

正解は3です。

各選択肢は以下のとおりです。
1→見当識障害なので中核症状です。

2→失語なので中核症状です。

4→失認、失行なので中核症状です。

5→判断力・思考力の低下なので中核症状です。

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